妻を大切に出来る男は、ゴリラだと思う
4月28日
夫は愛妻家です
これから以降、夫の愛妻家ぶりを漫画にて暴露する機会が多くなった。その最初の漫画だと思う。いつでもどこでも、今でも明日でも、彼はこう言い続けている。
「かこちゃんがおらんと、髭ぼうぼうで、朝から暴飲暴食で、洗濯も風呂もせんで、やる気というやる気が総て失われるんよ」
と、本気で言っている。
岡江久美子さんや志村けんさんに、心からお悔やみを申し上げます。
男性のくだらないプライド
昨日の朝、NHKで放送していた「男のプライド」について。
コロナ禍のこの時代に、男性のプライドが打ち砕かれているという。
男は社会でもまれて成長し、女はそれを支えるものだとか‥。
金儲けの話だけではないにしても、コロナ禍以前ほど、順調だった仕事が上手く回らなくなり、リモートワークなどで家庭にいる機会が増え、家族とのコミュニケーションに悩む男性が多いらしい。
仕事に向かう奥様を気遣う事もせず、子供の世話や本気で遊んでやる事も出来ず、家事もする気になれず、お給料も下がるとくれば、ホント立つ瀬がないとはこういう事だと、情けない男のプライドを語る愚痴に付き合っていられるか!
あぁ、くだらない!
愚痴言う暇があるんだら、晩御飯くらい作れ!
チンパンジー社会とゴリラ社会
チンパンジーのオスは、完全な縦社会だそうだ。群れをつくり、群れで行動する。
1頭のボス(オス)が群れを管理し、行動指針を決め、エサはボスから部下へと順番に食すから、混乱は起きない。
言い換えれば一番おいしいトコロは、ボスから頂く。
しかしボスの力が衰えてくると、てきめん、複数の次世代ボスがその座を奪おうと襲い掛かる。(その時も卑屈な事に、一頭のボスに複数の部下で襲い掛かるのだから、半沢直樹の世界観にも負けず劣らず)
イヤな社会に感じるが、都合のいいメスに言わせれば、強いボスに媚びれば食うに困らず、自分の立場も優位であろうから、そういうメスには都合の良い社会なのかもしれない。
反面、ゴリラは群れない。
家族単位で行動し、オスは子育てにも積極的に参加する。子供を支え、一緒に遊んでやる。エサは家族で分け合い、子供もメスも頂く。
そして「強い力は、弱いモノに使う」らしい。
つまり家族を守るために、ゴリラのオスはデカいのである。
どうだ!世の媚びない女達よ!
ゴリラがイケメンに見えてこないか?
我がおっと~
さてここで漫画の話に戻るのだが、私のおっと~(夫)は完全にゴリラだ。
彼の仕事の話をすると、彼は芸術家だ。
日本で芸術家で食っている数少ない一人なのだが、メインは作家と共同作品を仕上げる「職人」に近い。詳細は避けるが、その職人ゆえに、彼は人生において縦社会を意識する様な生活をしてこなかった(と思う)
群れる必要が無いからだ。むしろ嫌いだから芸術を選んだのだと思う。
だから友達も少ないし、企業に媚を売る事もない。
家族を大切にして、子供の面倒もみる。
家事を担う事は、彼のライフワークに取り込まれているし、苦手な事だけを私に「お願い」をする。もちろん喧嘩もするが、それを糧に夫婦で成長してきた。
だからこそ、家族を大切にするあまり、失う事の恐怖を人一倍感じてきたと思う。
私を失う恐怖である。
私が長生きしなくては、おっと~も長生きしない。
だから私は生きなくちゃイケんのよ。
子供も大切だけど、夫の為に長生きしたい。
分かってもらえるかな?
ふふふふ(o^―^o)
でままた次回